こんにちは、ユーキです。
2025/9/12~2025/9/15に「飛鳥Ⅲ」に乗船しました。博多~済州島の旅の様子を紹介したいと思います。
「飛鳥Ⅲ」 博多~済州島 旅程
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飛鳥Ⅲとは

郵船クルーズが保有する、2025年7月20日に就航した新造クルーズ客船です。
全室にプライベートバルコニーがあり、様々な世代やニーズ、スタイルに対応できるように「お一人おひとりに“最幸の時間”を」と謳っています。
Free Wi-Fiも完備されており、一人ひとりが自分好みで楽しめるクルーズライフがコンセプトになっています。
6つのダイニング、プールにジム、カジノなどがあり、ゆっくりとした贅沢な時間を楽しむことができます。
初日:飛鳥Ⅲ 乗船(博多港)

今回の飛鳥Ⅲの出航は博多港を17時です。
博多への移動は、空路を選択しました。12時すぎのフライトで、福岡空港へと向かいます。
…なんだか、2年前のクルーズを思い出す旅程ですね。2年前のクルーズについては、以下の記事を参照ください。

セントレアを12時すぎに飛び立った飛行機は、14時前には福岡空港に着陸しました。
特に寄り道もせず、クルーズターミナルに向かおうとしたのですが、忘れ物があったことを思い出しました。現地で調達することにして、売ってそうなお店を回ります。
忘れ物はバスターミナルのビル内にあったしまむらで無事に購入ができました。ありがとう、しまむら。
さて、気を取り直してクルーズターミナルへ向かいます。
福岡駅からバスに乗ってもよいのですが、最寄りのバス停からターミナルまでは500mほど歩くことになるようだったので、タクシーで向かうことにしました。所要時間は15分程度で、1,500円ぐらいでした。
クルーズターミナルに到着したのは、15時すぎです。ターミナル入口では乗船券の確認をしてました。
どうやら、乗船券を見せないとターミナルに入れないようでした。前もこうだったっけ?
ターミナルに入ると、すでにペントハウスクラス、スイートクラスの乗船が始まってました。そのおかげか、椅子は空いてるところもあり、受付が始まるまではゆっくり座って待つことができました。
出国手続きは非常にあっさり終了して、いざ、乗船!
乗船

全体的に木目調の船内でした。初めて乗る船はワクワクしますね。就航して日が浅い新しい船なので、新築の家の香りがする気がしました(笑)
乗船後の避難訓練は、船内のテレビで動画を見たのちに、避難場所に向かいます。
避難場所はデッキ集合ではなかったので、ちょっとまごつきましたが、無事にたどり着けました。避難場所で乗船カードをカードリーダーにかざして避難訓練は終了です。
出港までまだ時間があるので、今のうちにお風呂に入っておくことにしました。
脱衣場から洗い場までの経路がわからず、あたふたしてしまいました。先にいたお客さんがこっちですよと教えてくれました。どうやら、みなさん1度は迷ったみたいです。
露天風呂は入港中のため、入れませんでしたが、外の景色を見ながらお風呂に入れました。人が少なかったので、ゆっくり入ることができました。
出港パーティーはプールサイドで実施をされていましたが、そちらを横目に11デッキで配っていたワインをもって、岸で行われている出港のお見送りを見ます。

手すりがちょうど目線の位置にあって、身長158cmの人間には少々見づらい状態でしたが、ちょっぴりしゃがんだり、背伸びしたりしながら、お見送りをしてくれる人たちの演奏を聴きます。
飛鳥Ⅱの場合、出港時に銅鑼がなるのですが、飛鳥Ⅲでは銅鑼は鳴らされていませんでした。聞こえなかっただけかしら?
17時すぎに、博多港を出港しました。
それでは、行ってきまーす。
就寝まで
夕食をいただこうと、メインダイニングに向かったところ、「ちょうど満席になってしまった」とのことでした。30分ぐらいは待つ必要があるという話だったので、いったん11デッキのエムスガーデンに向かいます。
軽く軽食にしようかと思ったのですが、ブッフェ形式でつい、いろいろと取ってしまいます。
結局、夕飯はここですることにしました。お酒もビール、ハイボール、日本酒、ワイン(赤、白)などそろっていて、いろいろと楽しめます。これらが無料でいただけるのはありがたいですね。
21時からは「ウェルカムパーティー」あり、5デッキのホールで船長さんの挨拶がありました。

船長さんのほかスタッフ2名の方がお話をされました。そして、この船長さんのスピーチ中に、明日の航海ルートの確認がありました。どっちがいいですか?って。
賛成多数で翌日の航路は五島列島周辺を航行することが決定しました。
この日はカジノにはいかず、夜のデッキを少し歩いて、就寝となりました。
おやすみなさい。
2日目:終日航海

2日目は終日航海なので早起きする必要はないのですが、朝一で開催されるデッキを歩くウォーキングのイベントには参加したい!ということで、6時に起きました。
営業していないカジノに集合して、イベントスタートです。まずはデッキで準備運動でした。
マイルウォークということで、デッキを4週歩くというイベントだったのですが、歩くのが遅い私は、2周で音を上げてしまいました。みんな歩くのはやーい。
イベントを途中で離脱して、朝食のためフォーシーズン・ダイニングルームに向かいます。
母は和食セット、私は洋食セットをいただきました。残念ながら、写真なし(取り忘れてました…大失態)。
食事を終えて、お部屋のバルコニーに出てみます。陸が近いからなのか、カモメがたくさん飛んでました。
カモメを眺めたあとは、お部屋の冷蔵庫に入れてもらってる缶に入ったワインを飲みながら、ゆっくりします(ワインは補充なしの1回かぎりみたいです。赤と白とそれぞれ1本ずつありました)。


アクティビティの「ピラティス」を予約してるので、飲みすぎに注意しつつ、もってきたノートPCを触ったり、スマホを見たりして時間まで過ごしました。
ピラティスをやるスタジオは大きな窓があり、外の景色がよく見えます。ちょうど窓の外は、五島列島の島々が見えてました。外の景色を眺めながらのピラティスは楽しかったです。
お昼も朝と同じくフォーシーズン・ダイニングルームで取ることにしました。
ご飯食べたあとは、さて何をしようか?終日航海のわりには、アクティビティはそんなにないんですよね。
これから増えていくのかしら?
テニスコートを予約してたけど、時間を間違えてて、会場にいったことにはすでに別の人が…(涙)。しばらくへこみました。
幸いにして、翌日に1枠だけ空きがあったので、リベンジで予約しました。代わりにシミュレーションゴルフを諦めるはめになっちゃいました。残念です。
今日の食事は3食とも、フォーシーズン・ダイニングルームです。
お隣のテーブルの方が声をかけてくださり、これまでの旅の面白い話を聞かせいただきました。船旅の醍醐味ですね。とっても楽しかったです。
夜のフォーシーズン・ダイニングルームは、自分でコースを組み立てる感じでした。メインを複数頼んでもいいし、頼まなくてもOK。お腹の好き具合で調整できるのは、良いですね。
夕食後、お腹もこなれたところで、カジノで遊ぶことにしました。
カジノといえば、ルーレット。ということで、ルーレットに挑戦です。
飛鳥Ⅲ就航記念で、ルーレットは「3」と「33」に止まると、ボーナスチップが付く仕様となってました。過去の数字を見てると意外と出てました。私は当てれませんでした。
テーブルの人たちと楽しく話ながら、ルーレットを楽しみました。

3日目:済州島

今日は、済州島に入港です。
午前中はオプショナルツアーで、済州島を観光します。
出発前に、まずはエムスガーデンで朝食です。ちょうど済州島の入港するタイミングだったので、入港の様子を眺めながらの食事をすることができました。
オプショナルツアーの集合は9時で、集合場所のホールで受け付けをして、さあ出発です。
申し込んだオプショナルツアーは半日で、済州牧官衛、済州民俗自然史博物館、東門市場を回ります。
入国審査はあっさり通過して、ツアーバスに乗車しました。
ガイドさんの説明で聞きながら、済州牧官衛、済州民俗自然史博物館を回ります。韓国の建物らしい彩色の建物や、博物館で済州島の歴史を見たりして、過ごします。
実際、お金を使う場面があったのは、東門市場だけでした。両替する機会も、時間もなかったので、手持ちのウォンがあってよかったです。
東門市場では、ガイドさんおススメの韓国のり工場に行って、お土産物屋まで案内をされた後は自由時間でした。実質は15分ぐらいかな?
市場ではジュースと、パンの上にソフトクリームが乗ったものを買い食いしました。ソフトクリームはパンのしょっぱさと、ソフトクリームの甘さが絶妙のコラボレーションでした。
後で調べたところ、ソフトクリームのお店は、日本のパン屋で修行した人が作ったお店だったみたいです。日本にもできたらいいのにな、と思いました。
帰船後は、エムスガーデンでお昼をとって、予約の取れたテニスコートでテニスをしたり、大浴場にいったりして過ごしました。
夜はカジノのチップが残ってるので、カジノで遊びます。ルーレットはテーブルがいっぱいだったので、ブラックジャックにチャンレジしてみました。
「21を超えないようにする」というルールしか知りませんでしたが、すでにテーブルについていた方々に教えてもらいながら、プレイしました。
21に近いほうが勝ちという単純ルールなのですが、いろいろと戦略があって、思ったよりも奥が深ったです。また、やってもいいなと思えるゲームでした。
最後はルーレットに戻って、終了となりました。
チップは全部使いきれなかったので、保管してもらいます。有効期間は2年間となります。
飛鳥Ⅱとは別管理だそうです。2年以内に飛鳥Ⅲに乗らなくてはなりませんね。
4日目:下船
3泊4日の最終日です。あっという間の4日間でした。
最終日も朝食はエムスガーデンでいただきました。あっという間の4日間でした。少々名残惜しい感じがします。
下船案内が入るまでは、部屋でゆっくりします。
クルーズターミナルから博多駅まではシャトルバスが用意されているので、それにのって、博多駅まで向います。
途中、カジノで交流した人とご挨拶しました。こういう点が船旅の醍醐味です。
帰りも福岡空港から飛行機でセントレアに戻ってまいりました。
お疲れ様でした。
飛鳥Ⅱと飛鳥Ⅲ 両方に乗ってみて
飛鳥Ⅱとはまったく違う飛鳥Ⅲでした。それぞれを一言で表すとしたら、飛鳥Ⅱは「クラシック」、飛鳥Ⅲは「スタイリッシュ」ですかね。
それぞれ趣が異なるので、刺さる人がそれぞれ異なるのかなーと思いました。飛鳥Ⅱのイメージで飛鳥Ⅲに乗ると、残念な気持ちになるかもしれません。
この4日間を振り返って、どちらが良かったと聞かれると、どちらもそれぞれの特徴があって、私としては甲乙つけがたいです。
飛鳥Ⅲのドレスコードは終日「エレガントカジュアル」で、全体的に「カジュアル」な感じでした。
その代わり、アルコールもエムズガーデンで常に提供されていますし、食事も好きな時にいただけます。
メインダイニングでも決まりきったコースではなく、あれこれチョイスできるのは良いところですね。
飛鳥Ⅱと比べると、アクティビティが少ない印象でした。すこし残念でしたが、まだまだ運航が始まったばかりです。
これからまたブラッシュアップしていく可能性もあると思うので、先が楽しみですね。
カジノのチップが残っているので、2年以内にはまた乗船したいなぁと思っています(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

